ビル業界トピックス

三井不動産 空きビルで防災訓練を実施

 三井不動産(東京都中央区)は16日、テナントが退去した保有ビルを活用し、特殊防災訓練を実施した。消防署、消防団、警察署、町会、三井不動産グループ自衛消防隊の合計112名が参加した。

 使われたのは中央区日本橋堀留町にあるオフィスビル。消防と警察は、稼働中のビルでは実施できないエンジンカッターなどでの扉破壊訓練や、人形町通りの道路を一時的に一車線封鎖して火災発生を想定したはしご車による救出訓練を実施した。

 また、建物管理スタッフと地域住民は実際の火を使い、粉末消火器と屋内消火栓による初期消火訓練を実施した。

 三井不動産は、今後も安心安全で災害に強いまちづくりを実現するために、地域防災力の向上に一層貢献していくとしている。

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