パナソニック(大阪府門真市)エレクトリックワークス社は、Well-Beingなオフィスづくりを継続的に支援する「オフィス診断レポートサービス」を今月から強化する。
今回強化するサービスは、Well-Beingに関するアンケート(主観データ)と環境センシング(客観データ)を通じてオフィスの現状を可視化・分析。その結果をもとに課題を抽出し、WELL認証の考え方を取り入れた改善アイディアと実現手段を、BIMを活用した3Dレイアウトイメージに反映させ、約2カ月で提供する。また、オフィスの音問題を緩和する「環境音ソリューション」、温熱環境を向上させる「スポット気流」等、Well-Beingな空間を実現させるためのソリューションも提案可能。改修後は、データを取得し、利用実態に応じて定期的にオフィスのアップデートを提案する。
2025年には、BIM活用を促進し、Well-Beingな環境をアンケート項目に基づきスコア化することで、オフィス改修前後の効果の可視化や蓄積データの平均値との比較が可能になるとし、伴走型コンサルティングとして運用改善を長期的にサポートするとしている。