ビル業界トピックス

新幹線が建材に 車両に使用されたアルミをリサイクル

 東海旅客鉄道(名古屋市中村区、JR東海)、三協立山(富山県高岡市)、ジェイアール東海商事(名古屋市中村区)は、東海道新幹線車両に使用されていたアルミをリサイクルした建材「Re ALumi T」を共同開発した。

 同製品は、新幹線仕様の強度・耐候性・表面処理性を生かした建材。原材料から製造する一般的なアルミ建材と比べ、製造時のCO2排出量を大幅に削減できるという。

 「東海道新幹線車両のアルミ」を50%使用した「T50」と、100%使用した「T100」をラインアップ。「T50」は、主にカーテンウォールやサッシなど、「T100」はルーバーやスパンドレルなどへの使用を想定している。すでに採用が始まっており、共同住宅・店舗や、ホテルのサッシなどとして導入される予定。

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