ビル業界トピックス

リアルゲイト 環境配慮型ビルを開発 屋上ビオトープなど屋内外の緑化を推進

 リアルゲイト(東京都渋谷区)は、環境配慮型複合ビル「AMBRE(アンブル)」を7月にオープンする。
 同ビルは、延床面積1333・74㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根8階建て。

 3~5階は、必要最低限のインフラ設備とシンプルな内装で、入居テナントが水回りも含めたレイアウトや内装を自由にカスタマイズ出来るオーダーメイドプランを採用。基本天井高約3・3m、水平ラインの連窓で、美容室やショールームなどに利用できる。

 中小ベンチャー企業や大手企業の支店利用などに適した100㎡を超えるワンフロアオフィスは、基本天井高約3・3mと自然採光のとれる環境にバルコニー付き。区画内は主に廃材をアップサイクルした内装材を採用。環境に配慮しながら入退去時のコストを削減できる。最上階の8階のみ、デッキ仕様で緑化管理された約40㎡の専用ルーフトップが付帯。

 1階には、同ビルのグリーン空間・施工等を担当するメグラス(東京都港区)が同社初となるShowroom「THE EST」をオープン。同ビルの入居企業や店舗オーナーに対しては、資源ごみを再利用してできる「グリーンポット」の利用や、入居する際のグリーン空間・植物プランを提案。施工から日々のメンテナンス等の管理も行える。

 外壁の緑化と屋上には、ミニビオトープを設置。環境への貢献に加えて、原宿・千駄ヶ谷地域に住む様々な野生生物が行き来できる休息地点としての機能をもたらす。また、屋上では、グリーンポットに植える苗を生育。グリーンポットに入れ生育した苗は、入居者が自由に持ち帰り可能。

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