大日本塗料(大阪市中央区)は、遮熱・断熱塗料「エコクールシリーズ」をリニューアルした。
同製品は、遮熱用特殊顔料を配合し、日射エネルギー(赤外線)を反射するため、塗膜に吸収される日射エネルギーの量を低減する。日射エネルギーの吸収量を抑えることで、被塗物の温度上昇を抑制し、室内温度を低減させる。
適用部位は、住宅やオフィスビル等で利用でき、屋根・屋上や外壁へ塗装して使用する。
今回のリニューアルでは、カラーバリエーションを刷新し、従来の16色から36色へ増加させた。
同社によると、夏の室内空調の設定温度を1℃高くすると、消費電力は約13%削減できる。エコクールシリーズは、日差しを受ける建物に塗装することで遮熱・断熱性能を発揮。外気の熱を防いで無理なく室内空調の温度を1℃高く設定でき、電気代の節約につながるとしている。