ジャパン・プロパティーズ(東京都港区)は、1985年竣工のビルをリノベーションしたオフィスビル「JP-BASE渋谷」を竣工させた。
同ビルは、東京都渋谷区東2丁目の明治通りに面する、鉄骨造8階建てのオフィスビル。内装は施工済みで、モノトーンのシンプルな色合いの中にメタルメッシュなど工業的な素材を使用した。長方形のフロアには、曲線などのスムーズな導線により奥行き感を演出。また、全フロアに設けたラウンジでは、カウンターでのソロワークなど、様々な過ごし方ができる。
「JP-BASE」は、古くなった一棟ビルをフルリノベーションし、物件価値の最大化を目指す同社のオフィスビル再生事業。建物を一度壊し新築を建てる新築建替えと比べ、リノベーション工事により資源投入量と廃棄物の発生量を大幅に削減することができるとしている。また、SDGsの「住み続けられるまちづくりを」と「つくる責任つかう責任」にも貢献する。
ジャパン・プロパティーズでは、「JP-BASE」を通じて、今後の日本経済を担うスタートアップ企業、起業家、クリエーター、フリーランス、外資系の日本進出等、チャレンジする人々を応援するとしている。