東急不動産（東京都渋谷区）は、渋谷区代官山町で開発中の複合施設「Ｆｏｒｅｓｔｇａｔｅ Ｄａｉｋａｎｙａｍａ（フォレストゲート代官山）」を、１０月１９日に開業する。
立地は「代官山」駅至近かつ八幡通り・代官山通りに面する場所に位置する。
同物件は、建築家・隈研吾氏がデザイン設計を手掛けた「ＭＡＩＮ棟」とサステナブルな生活体験を提供する「ＴＥＮＯＨＡ棟」の２棟で構成される複合施設。
「ＭＡＩＮ棟」は、敷地面積約４０８４㎡、延床面積約２万１０９６㎡、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上１０階地下２階建ての賃貸住宅、店舗、事務所用途の複合施設。地下１階～２階の低層部は、同施設の住民だけではなく、来街者・周辺住民にも新しいライフスタイルを提案する商業ゾーン。地下１階には、約２００坪のスーパーマーケットが入居。食のイノベーションを実現するプラットフォーム拠点のほか、３階には、会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート代官山」が開業。同オフィスには、下階に店舗を設ける「緑・環境サステナブル」、「食」関連企業２社も拠点を構え連携する。
「ＴＥＮＯＨＡ棟」は、敷地面積約４２２㎡、延床面積約１９８㎡、木造２階建て。カフェとイベントスペースで構成され、サーキュラーエコノミー活動の点となる。
建物には東急不動産ホールディングスの保全対象森林の間伐材を構造材として活用する。設計は、環境建築デザインを手がける建築家ユニットＳＵＥＰ．（東京都世田谷区）が担う。