ビル業界トピックス

竹中工務店 内装向け準不燃材料を開発 杉の木目を生かし難燃化を実現

 竹中工務店(大阪市中央区)、カシュー(さいたま市北区)、長瀬産業(東京都千代田区)、ナガセケミカル(東京都中央区)は共同で、難燃化塗料を塗布した内装向けの準不燃材料を開発し、準不燃材料の国土交通大臣認定を取得した。

 同材料は、スギCLTに3つの塗料を3層にわたって塗装した準不燃材料。表面には、木材と塗膜の追従性を高める下塗り塗料を塗布。2層目には、透明性を高める無機系難燃剤を含まない水ガラス系塗料を塗布。3層目には、中塗り層を保護する上塗り塗料を塗布。熱が加わると水ガラス系塗料が発泡し、防火性能を発揮する。

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