ビル業界トピックス

横浜市・石川町のビル1棟を改修 シェアオフィスとして活性化へ

 レンタルオフィス・コワーキングスペース「THE HUB」を運営するnex(東京都港区)は、神奈川県横浜市にあるビル1棟をリノベーションし、シェアオフィス「THE HUB 横浜元町」として運営を行うと発表した。ビルを所有する堀川産業(埼玉県草加市)から再生活性化の依頼を受け、リノベーション工事と完成後のシェアオフィス運営を受託した。工事は今月着工し、10月中旬にグランドオープンする予定。

 立地は横浜市中区石川町。JR根岸線・京浜東北線「石川町(元町・中華街)」駅から徒歩2分。

 「THE HUB 横浜元町」は、面積796・93㎡。1名用の1・8㎡から5名用の9・09㎡まで、全78区画の個室オフィスを有する。個室には家具やインターネットも完備。個人事業主や従業員数名のマイクロ企業が多い地域特性に合わせた計画とした。

 ワークラウンジには、隣席も気にならない仕切りのついたカウンター席や、壁で囲まれたブース席、さらにWEB会議にも対応するフォンブースを備える。

 堀川産業は空きビルを購入後、新たなテナントリーシングを試みていたが、創業や地域産業の活性化を促進するためのシェアオフィスの運営を計画。入居する起業家やスモールビジネスの後方支援を目的に、nexが建物全体のリブランディングとシェアオフィスの運営まで一括して受託することとなった。

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