東急建設(東京都渋谷区)と東急リニューアル(東京都渋谷区)は、「リユース屋上緑化システム」を共同企画・開発した。
同システムは、東急リニューアルの屋上緑化システム「クラピア屋上緑化」の飛散養生材にリユース材を活用することで、廃棄物削減を実現する緑化システム。
リユース材には、従前廃棄されていた麻袋を活用。麻袋の素材はジュードという繊維で、黄麻が原料の天然素材100%。
飛散養生材は、植物が土の表面を被覆するまでの間、土の飛散対策に使用するもの。植物が全面を覆うと、養生材は不要となるため、撤去が必要となる。同システムでは、天然繊維でできていて時間が経つと土に戻る麻袋を活用することで撤去が不要となる。