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大崎電気工業がスマートロックを先行発売 従来品のデメリットを排除した次世代型

 大崎電気工業(東京都品川区)は、スマートロック「OPELO」の次世代製品「OPELO2.」を賃貸不動産向けに先行発売している。

 同製品は、従来製品の両面テープ等の落下リスク、設置環境等に起因する解錠の不安定性や不用意な解錠等を排除したもの。

 通信には、正確な距離が測定可能で且つ高度セキュリティな通信方式を採用。それにより、10cm単位で正確な距離を通信で測定することができ、一定の距離の範囲内に侵入したら、スマートフォンを所持しているだけで確実・完全なるハンズフリーでの解錠を実現。一方で、独自の製品開発により、不用意な解錠を排除する。

 電源には、電池駆動の採用によりBluetooth等で、停電時や障害時に鍵が開かないというリスクを排除。万が一、電池切れの場合でもモバイルバッテリーで、室外から緊急給電も可能。

 取り付けは、ドア加工なし・両面テープ不要で様々な鍵ケースに完全固定を実現。ビス2本でシリンダーを挟み込んで取り付け、開閉センサーを排除。これにより、設置における手間を極力削減し、短時間での設置を可能とした。

 解錠には、Suica等交通系ICカード、スマートフォン、スマートウォッチ等を使用可能。また、暗証番号や物理鍵でも解錠できる。

 機器本体には、パスワードを生成する独自の自動生成パスワードシステムを内蔵。様々な種類の有効期限付きパスワードを機器自ら生成する。またオフラインで発行するのでインターネット環境が不要。独自のアプリケーションでは、ワンタイムパスワードが発行でき、特定の人に一時的にシェアすることも可能となっている。

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