ビル業界トピックス

気候テックに特化したイノベーション拠点「新大手町ビル」内に来秋開設

 三菱地所(東京都千代田区)は、「気候テック(Climate Tech)」に特化した国内初のイノベーション拠点「(仮称)Japan Climate Tech Lab」を2024年秋に開設する。

 脱炭素社会に向け、温室効果ガス削減などの気候変動対策を目的としたテクノロジーを有するスタートアップやベンチャーキャピタル、金融機関、アカデミア、行政機関、NPO等を集積。産・官・学が連携したイノベーションの推進を目指す。開設するのは同社が保有する「新大手町ビル」内。約1800㎡の施設に、交流を促すラウンジやカフェ・キッチン、有識者によるセミナーやワークショップ等を実施するイベントスペースのほか、活動拠点となるサービスオフィスなどを備える予定。気候テックに取り組むスタートアップの成長支援や行政機関との連携によるトレンドの発信、教育啓発活動をはじめ、企業の課題解決支援策なども実施する計画。

 三菱地所は、気候変動対策に関わるテクノロジーを集積し、人的・技術的なシナジーを創出。気候変動対策と持続可能な社会の実現に貢献する活動を加速させていく構えだ。

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